ゴルフコンペの幹事を任された経験はあるでしょうか?会社や地域コミュニティなどで定期的にゴルフコンペがある場合、順番が回ってくる可能性があります。ゴルフコンペの参加者に満足してもらえるかどうかは幹事の腕にかかっています。抜かりない準備で参加者を驚かせましょう!
1.おおよその参加人数と予算を決める
ゴルフコンペを開催するに当たってはじめに検討しなければならないのが、おおよその参加人数と予算です。定期的に実施されているゴルフコンペの場合は、過去に何人ぐらいが参加し、どの程度の予算で行ったのか確認しましょう。
おおよその人数を把握する
はじめの段階ではおおよその人数を把握しましょう。20名なのか、30名なのか。ざっくりとした10人刻みぐらいの感覚で大丈夫です。おおよその人数が把握できたら、抑える連続枠数を決めます。
20名の場合は、5組抑える必要がありますし、40名となると1コースで連続10組は待ち時間が長くなってしまうので、OUTコースとINコースに分けて5組ずつ連続枠を確保する必要があります。
予算を把握する
予算によってゴルフ場の選択肢が変動します。シーズンにもよりますが、予算が低ければ遠方のゴルフ場まで足を伸ばす必要があり、予算が高ければ都心から近場のゴルフ場でゴルフコンペを開催することも可能です。予算は1万円、1万5千円、2万円といったざっくりとした予算で構いません。ラウンド後のパーティーと、順位に応じた景品も予算内で準備する必要があるので、余裕を持った予算組みをお勧めします。
2.ゴルフ場を選ぶ
おおよその参加人数と、予算が決まったら条件にあったゴルフ場を探しましょう。ゴルフ場を探すポイントは以下になります。
- 人数にあった連続枠が確保できるかどうか(1,2組多めに予約。5組以上の場合はOUTコースとINコースの2手に分けた方が無難)
- 予算が合うかどうか(予算の中からパーティー代や景品代を出す場合は、一人当たりの予算から3,000円程度低めのゴルフ場を選ぶ)
- ゴルフ場までのアクセス(参加者の居住地を考慮したエリアを選択。あまりに遠方だと不満がでることも・・・。)
- コースの評判を確認(GDOのサイトで口コミを確認しましょう。あまりに評価が低いゴルフ場は避けた方が無難)
ゴルフ場によっては、パーティー付きコンペプラン、賞品&パーティ付きコンペプランを用意しているゴルフ場もあるので探してみましょう。賞品付きのプランがある場合は、後の賞品調達の手間を省くことができるのでお勧めです。
3.参加人数を確定させ、組み合わせを決める
全員の出欠確認をとり、ゴルフコンペの参加人数を確定させましょう。ゴルフコンペの参加人数が確定したら、当日ラウンドする組み合わせを決めます。この時、予約の時点で多めに組数を確保していた場合は参加人数が確定した時点で早めにリーリースしましょう。
組み合わせを決める際のポイントは3つ。
- 自分はできるだけ1組目に配置(幹事はラウンドが終わったら表彰式の準備があります。)
- 初心者は上級者と組み合わせる(初心者が多い組みを作ると進行が遅延する原因になります。)
- 会社のゴルフコンペの場合は1番偉い方は1組目に(始球式のような形で皆でティーショットをみましょう。)
4.賞品の調達、配車組み
ゴルフコンペの幹事を任された場合に必要になるのが、表彰式を行う際の賞品の準備です。ゴルフコンペの賞品はゴルフ用品、お肉の目録、商品券、家電などを選ぶのがお勧めです。
賞品の調達が面倒という方はゴルフ場にお願いするのもお勧めです。ゴルフ場に直接電話をし、コンペを開催する旨を伝えます。賞品の合計予算と希望の賞品ラインナップ(ゴルフ用品や地元の名産品など)を伝えるとゴルフ場の方が準備してくれます。私の経験上、ゴルフコンペの賞品として喜ばれるのは食品です。地元のお肉や果物などが参加者からは好評です。ゴルフ用品の場合はみなさんそれぞれ好みがあるのであまり喜ばれないこともあるので注意が必要です。
賞品の調達と同時進行で、ゴルフ場へ乗り合わせて行く場合には配車組みを考えましょう。ゴルフコンペ当日に車を出すことができる人を何人か決めて近くに住んでいる人をピックアップしてもらいます。乗り合わせでゴルフ場まで行く場合には配車組みも幹事の立派な仕事の1つです。
5.競技ルールを決める
ゴルフコンペ幹事の準備もいよいよ大詰めです。ゴルフコンペ当日までに決めておく最後のポイントは、当日の競技ルールです。
スコア集計方法
ペリア、ダブルペリア、新ペリアなど集計方法はたくさんあります。最近のゴルフコンペでは新ペリアでの集計が一般的です。集計はラウンド後にスコアを提出すればゴルフ場が計算してくれるので、幹事は当日の朝フロントで『コンペの集計を新ペリアでお願いしたいです。』と伝えましょう。そうするとフロントの方が案内してくれるはずです。
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その他アトラクション
その他のアトラクションは全てやる必要はありませんが、やった方がゴルフコンペが盛り上がるのは間違いありません。一例を紹介しておきます。
・ニアピン賞(Par3のショートホールでピンに1番近かった人)
・ドラコン賞(フェアウェイにボールがあり、1番飛んだ人)
・ベスグロ賞(ベストグロスの略。ハンディキャップ抜きで一番スコアがよかった人)
・大波小波賞(前半と後半でスコアの差が一番大きかった人)