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【ゴルフ新ルール】2019年1月1日より変更される27のルール

ゴルフのルールが2019年から変わりました。主な目的はプレーファーストです。グリーン上でピンを抜かずにパターできるようになることは有名ですが、変更されるルールの数は実に27項目もあります。あやふやな状態の新ルールについて解説させていただきます。

1.プレーヤーの行動

ゴルフはプレーヤー自身が規則を適用し、必要であれば自らに罰を課すゲームです。そのため、プレーヤーはラウンド中の全ての場面において誠実かつ正直でなければならないことが明記されています。そして規則もプレーヤーが合理的に行った判断をできるだけ尊重することが追記されています。また委員会は独自の行動規範を作成し、それに違反したプレーヤーに1打、2打、失格の罰を課すことができます。

2.コースの名称

コース内はティーイングエリア(旧ルール:ティーグランド)、バンカー、ペナルティーエリア(旧ルール:ウォーターハザード)、パッティンググリーン+それ以外のジェネラルエリアに分類されます。

ティーグランドやウォーターハザードという呼び慣れた名称が使われなくなります。

3.クラブ損傷時の対応を速やかに行わなくてはならない

プレーヤーがクラブを損傷してしまった場合の選択肢は2つです。そのまま使い続けるか、プレーを遅らせることなく修理するかのいずれかになります。どのようにしてクラブが損傷したのか、そして損傷したクラブがどのような状態なのかは一切関係が無くなります。

4.距離測定機の使用が許可される

原則高低差が表示されない距離測定機の使用が許可されます。一方で委員会はローカルルールで距離測定機の使用を禁止することもできます。距離測定機で計測が許されるのは2点間の距離だけであり、高低差やその他プレーに影響する状況を計測することは禁止されています。

また高低差やその他の状況を計測できる機種でも、2点間の距離を測定する機能以外の機能をオフモードにすれば、そのまま使用しても違反にはなりません。

5.プレーファーストの奨励

プレーヤーは自分の順番になってから40秒以内にストロークを実行しなければ行けなくなります。またストロークプレーでは安全が確保できる状態であれば、球の位置に関係なく準備ができたプレーヤーからプレーすることが奨励されます。

6.球を探す時間を3分に短縮

打球が林のや深いラフの方へ行ってしまった場合、これまでは5分間捜索することができました。新ルールでは球の捜索時間が5分間から3分間に短縮されます。

7.アドレスに入った後、後方に人を立たせることが禁止される

アドレスに入った後、キャディーさんや同伴者にアドレスの向きを見てもらう目的で後方に立たせることが禁止されます。アドレスをとった後にキャディーさんを後方に立たせた場合、2打罰を受けます(マッチプレーはそのホールの負けが確定)。

8.マーカーへの告知義務がなくなる

競技ゴルフをやらない限り覚えておく必要はありませんが、規則に基づいて救済を受ける場合、マーカー(競技委員)に事前に知らせたり、立ち会わせたりする必要がなくなります。

9.捜索中に誤ってボールを動かしても無罰

球を捜索中に球を偶然動かしてしまった場合でも故意でなければ罰はなく、元の位置にリプレースしてプレーを再開します。

10.打球が偶然何かに当たっても無罰

自分が打った打球が偶然、自分自身、キャディーさん、ゴルフクラブ、カードなどに当たっても罰はありません。

11.球を動かしたことの判断基準が緩和される

ストローク以外で球が動いた場合、プレーヤーが原因なのか風、傾斜などが原因なのか判断が難しい場合があります。新ルールでは球が動くことになった原因がプレーヤーにあるということが95%以上の明確な根拠がない場合、プレーヤーの責任として罰が与えられることがなくなります。

12.2度打ちもペナルティーなし

アプローチの時にたまに起きる2度打ち。旧ルールでは2打とカウントされていましたが、新ルールでは罰がなく、1打とカウントされます。

13.地面に食い込んだ球はラフにあっても取り出せる

球がジェネラルエリア内で地面に食い込んでいる場合、無罰で救済を受けることができます。一方、委員会はこの救済区域をフェアウェイだけに限定するローカルルールを制定することができます。

14.パッティングラインに触れても問題ない

パットが転がっていくと推定されるライン状に手で触れても、その状態を改善することが目的でなければ罰はありません。

15.パッティングライン上の修理が可能

パッティングライン上にスパイクマークなどの損傷がある場合は、損傷箇所を修理することができるようになりました。ただし、自然の凹凸などは対象外です。

16.故意でなければグリーン上の球を動かしても無罰

パッティンググリーン上にある自分の球を偶然動かしてしまった場合でも罰はありません。元の位置にリプレースしてプレーします。

17.グリーン状でリプレースした球が動いても元の場所へ再度リプレース

パッティンググリーン上の球をマークして拾い上げて、元の位置にリプレースした球が風や傾斜などの要因で動いた場合、その球は無罰で元の位置にリプレースしなければ行けません。

18.プレーヤーの承認なくキャディーさんはボールをマークできる

パッティンググリーン上にある球をキャディーさんがマークして拾い上げる場合、プレーヤーの承認をとる必要がなくなります。

19.ホールにピンを立てたままプレーすることができる

やっとでてきました。これが一番有名なルール改正ですね。

ホールにピンを立てたままパットして、その球がピンに当たったとしても無罰です。ホールにピンを立てたままパッとすることができるようになります。

20.バンカー内の自然物を取り除くことができる

球がバンカー内にある場合でも、そのバンカー内のルースインペディメンと(落ち葉、石、枝など)を無罰で取り除くことができます。

21.バンカー内の球を2打罰で後方にだすことができる

バンカー内のアプレヤブルの処置に2打罰で球とカップを結ぶ線上でバンカー外の後方に基点を決めて、その基点から1クラブレングス以内で球をドロップすることができるようになります。

22.ウォーターハザードがペナルティーエリアに変わる

ウォーターハザードという概念がなくなり、新しくペナルティーエリアとなります。ペナルティーエリアは水域(池やクリーク等)以外の区域にも設定することができます。球を探すことが困難な区域、球が見つかったとしてもプレーすることができない区域をペナルティーエリアとしてせ亭することができます。イエローペナルティーエリアはウォーターハザードと同様の処置をとることができ、レッドペナルティーエリアはラテラルウォーターハザードと同様の処置を取ることができます。

また、ペナルティーエリアないの球でプレーを続行する場合はクラブをソールしたり、落ち葉や枝などの自然物を除去することも可能です。

23.ホールの途中で球を交換することができる

規則に基づいて救済を置ける場合、球を別の球に交換することができるようになります。カート道路に足がかかったり、修理地、水たまりにある球を無罰で救済を受ける場合でもボールを交換することができます。

24.クラブレングスの定義が明確になる

救済を受ける場合などにクラブレングスを計測する場合、プレーヤーが持っている最も長いクラブで計測しなければいけなくなります。救済処置によって短いクラブで計測することが禁止されます。

25.ドロップは膝の高さから

旧ルールではボールをドロップする場合肩の高さから行なっていました。ですが2019年の新ルールでは膝の高さからボールをドロップします。

26.ドロップした球が救済エリアからでてしまった場合は再ドロップ

カート道路から救済の場合、救済のにアレスポイントから1クラブレングス以内でカップに近づかず、障害を避けられる区域を救済エリアといいます。ドロップした球は救済エリアに落ち、救済エリア内に止まらなければいけません。ドロップした球が救済エリアの外にでてしまった場合は再ドロップとなります。

27.リプレースする場所がわからない場合は推定される場所から

規則に基づいて球をリプレースするときに、リプレースする位置がわからない場合はリプレースする場所を推定してその場所に戻します。旧ルールではドロップでしたがリプレースとなるので注意しましょう。

新ルールの目的はプレーファースト

新ルールの主な目的はプレーファーストです。ゴルフはハーフ(9ホール)あたり2時間半でラウンドするのが目安と言われています。ですがスロープレーが横行しいるのが現状です。プレーの進行が遅れると、待ち時間が増えてしまったり、場合によっては日没によって18ホール回りきることができなくなる可能性もあります。ゴルフ場にいる人全てが気持ちよくラウンドできるように一人一人のゴルファーがプレーファーストの意識を持っていきたいですね!

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