安い買い物ではないゴルフのアイアンセット。自分にあったクラブはどのように選べばいいのでしょうか?
アイアンを正しく選ぶには、一番大きな違いとなる素材の違いを理解しましょう。ステンレスアイアンと軟鉄アイアンの違いを初心者の方にも理解できるように解説します。
アイアン選びの基本はヘッドの素材から
ゴルフを始めると、なんとなく耳にするステンレスアイアン、軟鉄アイアン、フォージドアイアンという言葉。一体何を意味するのでしょうか?まずはそこから解説します。
アイアンは大きく3つのパーツに別れます。
- ヘッド
- シャフト
- グリップ
周りのゴルファーやゴルフショップの店員さんが『ステンレス』や『軟鉄』と言ったりしているのは、アイアンのパーツの中のヘッド部分を表す言葉です。ヘッド=実際にボールを打つ場所なので、打感や操作性、飛距離性能など、アイアンの性能に直結します。
そのため、アイアンセットの購入を検討している時は、ステンレスアイアンにするか軟鉄アイアンにするかをはじめに決める必要があります。
※フォージドアイアンという言葉もありますが、ほぼ軟鉄アイアンと同じ意味と認識していただいて大丈夫です。
アイアンのヘッドは基本的にステンレスと軟鉄の2種類なので、この2つの特徴を理解することでアイアン選びの正解に近くことができます。
手入れが簡単なステンレスアイアン
ステンレスは、皆さん聞き慣れた言葉ですよね。ステンレス製の〇〇という物が身の回りにはたくさんあります。
なぜ身の回りの物にステンレス製が使われているかというと、丈夫で錆ないからです。
英語で表記するとstain(錆) less(ない)という表記になります。
ステンレスアイアンの特徴は以下となります。
〇錆びないので手入れが簡単
〇反発係数が大きいので飛距離UP
△硬い素材のためでライ角やロフトの調整などができない
△球離れが早く感じる
扱いやすく、やさしめのクラブの素材として使われることが多いのがステンレスです。
そのため、ステンレスアイアンは初心者か飛距離が落ちてきたご年配の方が好んで使うことが多いのが特徴です。
打感の虜になる軟鉄アイアン
軟鉄やフォージドという言葉はゴルフを始めたばかりの方にはほとんど馴染みのない言葉ですね。フォージドとは鍛造の事を指し、熱した素材に圧力をかけながら成形していきます。そのため、素材自体は柔らかいのに丈夫というアイアンが作れるんです!
軟鉄アイアンの打感がやめられないというのはそこがミソなんです。軟鉄アイアンの芯でボールを捉えるとフェースにゴルフボールが張り付いているような柔らかくて気持ちい打感が得られます。
軟鉄アイアンの特徴は以下の通りです。
〇打感がいい
〇自分好みにライ角調整可能
〇操作性が高い
△ステンレスに比べ飛距離が落ちる
△ステンレスに比べスイートスポットが狭い
△錆びる可能性があるためこまめな手入れが必要
ステンレスと軟鉄どちらを選べばいいの?
一番気になるところはステンレスアイアンと軟鉄アイアンどちらを選べばいいかですね。
正直僕たちのようなアマチュアレベルでステンレスアイアンと軟鉄アイアンでスコアが大きく変わるということは言い難いです。
なので、私がお勧めしているのはゴルフに対する熱量で選ぶことをお勧めしています。
- ゴルフの熱量高めの方は、軟鉄アイアン
ゴルフへの熱量が高く、道具にも拘りたい。自分好みにメンテナンスをして愛着を感じたいという方は、間違いなく軟鉄アイアンを選びましょう。 - ゴルフ熱低めの方は、ステンレスアイアン
ゴルフをやるのは仕事の付き合い程度。練習もほとんどいかず、ゴルフバックは車のトランクに積みっぱなし・・・。というような方はステンレスアイアンをお勧めします。もちろんステンレスアイアンであっても使用後はメンテナンスをしていただきたいですが、多少荒い使い方をしても劣化しないのがステンレスアイアンの最大の特徴です。
僕は断然軟鉄アイアンはですが、100を切るまではステンレスアイアンを使っていました。100が切れたら軟鉄アイアンを買うという目標を立ててもいいかもしれませんね!
100切りに向けたおすすめのアイアン選びは以下で詳しく紹介しています。
【100切りに向けたアイアン選び】おすすめのヘッドやシャフトは?
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