ゴルフで100を切るためのドライバーは一体どんな物を選べばいいのでしょうか?
ゴルフショップへ行くと、何十種類ものドライバーが売られていますが、一体どれを選べばいいのやら・・・。
ゴルフで100切りを目指している初心者向けに、失敗しないドライバーの選び方を紹介します。
100切りドライバーは捕まえやすさ重視
100切りを達成するためのドライバー選びで重要となるのが、ボールを捕まえやすいかどうかです。ドライバーというのは、ゴルフクラブの中で一番長くて、遠くへ飛ばすことができるクラブです。遠くへ飛ぶだけに、自分にあっていないドライバーを使うとボールはよく曲がります。ゴルフ初心者の悩みとして最も多いのがドライバーがスライスしてしまうということではないでしょうか?
捕まったボールが打てず、スライスばかり出てしまうと毎ホールOBまっしぐらとなってしまいます。そのため初心者がドライバーを選ぶ際に重要視するのが捕まった球が打ちやすいかどうかです。
以下で100切りを目指すゴルファー向けにドライバー選びについて詳しく解説していきますが、ドライバーに限らずゴルフクラブは大きく3つのパーツからできています。
- ヘッド:ゴルフボールを打つ部分
- シャフト:ヘッドに刺さっている棒でスチール製とカーボン製がある
- グリップ:手で握る部分
100切りに向けたドライバー選びで重要となるのは、ヘッドとシャフトの組み合わせです。グリップは握った時に滑らなければ大丈夫!
ヘッドとシャフトはどんなものを選べばいいのか以下で詳しく解説していきます。
ヘッドはシャローヘッドでロフトは10.5度以上!
ドライバーのヘッドの形はボールの捕まえ易さを決める大きな要素の1つです。
100切りを目指しているゴルファーの皆さんはボールを捕まえやすく、多少芯を外したとしても飛距離のロスや曲がり幅が少ないヘッドがおすすめです。そのような初心者向けのヘッド形状の呼び名を『シャローヘッド』といいます。
ドライバーのヘッドにはシャローヘッドとディープヘッドの2種類に分類されます。写真でみると以下のような形です。
◆シャローヘッド
◆ディープヘッド
このわずかな形の差でドライバーの難易度が大きく変わります。初心者向けのシャローヘッドの特徴について説明します。
低重心で球が上がってくれる
シャローヘッドは大き目のヘッドで重心を低く、深く設計してあります。そのため力の弱い人でも高い弾道の球が打ちやすく安定的に飛距離を稼ぐことができます。ポケットキャビティーアイアンと一緒で、重心深度が深いため、多少芯を外しても飛距離ロスが少なく済みます。
重心位置が長いため、ヘッドの動きが安定する
シャローヘッドは大きく動かしづらい。ディープヘッドは小ぶりで動かしやすいということを覚えておいてください。シャローヘッドが動かしづらいということは、変な力を加えても動きづらいということです。これはスイングフォームが安定していない初心者の方にとってはメリットで、毎度同じスイングをしなくても再現性の高い打球を打つことができます。
反対にスイングフォームが安定していない状態で、動かしやすいディープヘッドを使うと、スイングの度にヘッドの動きが変わり打球の安定性が乏しくなっていまします。
10.5度以上のロフトでボールを捕まえる
シャローヘッドの特徴は、スイングにばらつきがあったり、ミート率が低くても飛距離のロスが少ないということでした。まだ本題のボールを捕まえることに関して述べていませんでしたね。ドライバーのヘッドでボールを捕まえ安くするにはロフト角が大きい物を選びましょう。
一般的にゴルフショップで売られているドライバーのロフト角は8度〜12度です。上級者はロフト角が少ない物を選びますが、100切りを目指すゴルファーには10.5度、11度、11.5度と書いてあるドライバーがおすすめです。
ショートアイアンでは捕まったボールが打てるのに、ロングアイアンになると打球がスライスしてしまう方も多いのではないでしょうか?
ロングアイアンでスライスが出てしまう原因の1つがロフト角が少ない(ロフトが立っている)からです。ロフト角は大きい方がスライス方向のサイドスピンを抑制する効果があります。
ドライバーで捕まった打球を打ちたい場合も同じで、同じ種類のヘッドでロフト角にバリエーションがある場合には、ロフト角が大きい(ロフトが寝ている)ヘッドを選びましょう。
シャフトは6S、中調子で決まり!
ゴルフクラブ選びで最も重要と言われるのがシャフトです。シャフトが自分に合っていないとタイミングやインパクト時のフェースの向きが合わず、ダフり、トップ、左右のブレなど様々な弊害が出てしまいます。100切りを目指すゴルファーにおすすめなのが、シャフトの性能が平均的で、重すぎず軽すぎずといった具合のシャフトです。
スイングが固まっていない平均スコア100以上のゴルファーはとにかくクセが少ないバランスのいいシャフトを選ぶことが鉄則です。
ただドライバー選びで困るのがシャフトの種類の多さです。ゴルフショップにいくと50種類近くあるのではないでしょうか?そんな中から自分にあったシャフトを選ぶのは至難の技です。
そこで私がおおすすめするのは『6S、中調子のシャフト』です。意味は後ほど解説します。
シャフトには大きく3つの要素があります。
◆重さ
◆硬さ
◆調子(キックポイント)
重さを示す“6”、硬さを示す“S”
標準的な男性の場合、シャフトの重さは60g台の物を選びましょう。
ゴルフショップでシャフトの中央部あたりに6Sや7Sなどと書いてあります!
6Sや、65Sと書いてあれば、そのシャフトの重さが60g台という意味です。7Sや75Sと書いてあれば70g台のシャフトという意味です。
シャフトの重さは、下記の通りです。ゴルフ初心者の場合は一般的な60g台がおすすめです。
50g台:シニアゴルファー向け
60g台:一般男性向け
70g以上:ハードヒッター向け
つついて数字の後ろにあるアルファベットの“S”ですが、これはシャフトの硬さを示す物です。
シャフトの硬さは柔らかい方から順番にR→S→Xとなっています。
R:シニアやスイングの遅い人向け
S:標準的
X:ハードヒッター向け
上記の通り、100切りを目指すバランス型のドライバーとしては重さ60g台、硬さSシャフトを選びましょう。
中調子一択!
調子とはシャフトのどの部分が一番しなるかという指標です。
- 元調子
手元側が大きくしなります。手元からシャフト全体が大きく振れるため、ヘッドの戻りが遅くなります。スイングテンポがゆっくりな人や、球を捕まえたくない人向きです。 - 先調子
シャフトの先端付近(ヘッド側)がしなります。シャフトの先だけ振れるため振れ幅が小さいく、ヘッドの戻りが早くなります。スイング店舗の早い人や、球を捕まえたい人向きです。 - 中調子
シャフトの中央付近が一番しなります。先調子と元調子を掛け合わせたバランス型のシャフトです。基本的には誰にでも合います。
捕まえ安さ重視でシャフトを選ぶと、先調子の方がいいように感じますが、100切り前の方々が使用するシャフトはクセが少ないことが大前提です。そのため中調子のシャフトを選びましょう!
スイングが固まっておらず、自分の持ち球や、ミスの傾向がわからない状態でシャフトを特性の強いものにしてしまうのはお勧めできません。
ということで、
お店でどんなドライバーを探せばいいかというと
『シャローヘッドに、
重さ60g台・硬さはS・中調子のシャフトが刺さったドライバー』
という感じになりますね!!
癖がないお勧めのシャフトは、
まとめ
100切りに向けたドライバーを選ぶにあたって、まずは前提としてドライバーは自分のスイングが固まってきた段階で買い替えるものという認識を持っておいてください。
アイアンセットは一度買ったら一生同じ物を使うという人も多いですが、ドライバーは長くゴルフをやっていると買い換えたくなるタイミングが出てきます。
平均スコア100以上の段階では自分のスイングフォームが固まっていません。自分の状態か分かってから、クラブの性能を活用し、いい状態へ修正していく必要があります。初心者の段階で少々癖の強い道具を使うとスイングの癖とは違った打球になってしまい、ドライバーを買い替える際の参考にならなくなってしまいます。
そのために、癖のない素直なドライバーをお勧めします。
上記の内容をまとめると、
- ヘッド:ロフト角10.5度以上のシャローヘッド
➡︎球を上げやすい
➡︎芯が広い
➡︎ボールを捕まえやすい - シャフト:6Sの中調子
➡︎バランス重視
➡︎買い替え時の参考になる
ゴルフショップへ行って店員さんに『60g台のSシャフトが刺さった、ロフト角10.5度のシャローヘッドのドライバーありますか?』と質問しましょう。そうすれば何種類かおすすめのものを見せてくれます。自分の予算と好みと相談し100切りを目指す相棒を手に入れてください。
100切りに向けたアイアン選びについて知りたい方は、下記の記事もどうぞ!
【100切りに向けたアイアン選び】おすすめのヘッドやシャフトは?
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