手や足のマメが潰れるとかなり痛くて、ゴルフの練習ができなくなったり、痛みが気になってフォームを崩してしまったりと色々な弊害があります。できるだけマメを潰さないように予防しておくことが重要です。マメが潰れないように練習する方法を紹介します。
マメが潰れる原因は過度な摩擦
マメは火傷の一種です。ゴルフの場合、手とクラブのクリップで摩擦がおき、熱が発生します。その熱に皮膚が耐えきれなくなると皮が破けたり、水ぶくれになったりします。ということは単純に手とグリップの摩擦を減らすことができれば、マメが潰れるリスクを回避することができます。
マメを作らずにゴルフの練習をすることは難しいですが、潰さないように予防することは誰にでもできます。マメが潰れた痛みの影響でスイングフォームを崩してしまうことがないように予防をしっかりとしておきましょう。
サイズのあったグローブを選ぶ
まずはサイズのあったグローブを選ぶことです。これは他のスポーツでも応用でき、シューズなどもサイズがあっていないものを履いているとマメができやすくなります。ゴルフの場合、マメが潰れてしまう人の多くがサイズのあっていない手袋を着用しています。
サイズがあっていないグローブを着用すると、グローブが本来持っているグリップ力が発揮できず、余分な握力が加わってしまいます。そうすると手とグリップの間で摩擦が強くなりマメができやすく、潰れやすい状態となってしまします。そのため正しくグローブのブリップ力を発揮できるようにサイズのあったグローブを選びましょう。また、グリップ力の低下したグローブを使い続けるのも良くありません。ちょっと滑るなと感じたら早めに新しいグローブを購入しましょう。
マメができやすいところに絆創膏やテーピングを貼っておく
ゴルフは平均スコアが90の人であれば、1ラウンド中に打つ球は90球となります。しかもそのうち30回前後はパターなので、ショットを打つ回数は60回前後となります。ですが、練習場へいくとみなさん熱心に100〜200球ほど打つことになります。マメが潰れるのはラウンド中ではなく練習場で潰れてしまうことがほとんどです。
そのため練習場ではたくさんの球数を打つ分、マメが潰れやすくなるので、未然に防ぐためにマメのできやすいところに絆創膏やテーピングを貼って予防しておきましょう。
マメのできやすいところがわからないという方は、自分のグローブを見てみるとわかります。グローブで特に劣化が激しい箇所があるはずです。劣化が激しい箇所は特に強い力が加わっている部分なので、マメができやすく潰れる可能性がある部分です。そこに絆創膏やテーピングを貼って予防しましょう。
練習中のストレットとケア
マメが潰れやすい原因としては、手の皮膚が柔らかすぎたり、硬すぎたりする場合。加えて手とグリップの間の摩擦熱がこもりつつけている状態が続くことです。
それらを防ぐために練習中のストレッチとケアは欠かさないようにしましょう。
手のストレッチ
手の皮が硬く柔軟性がないと皮が破けてマメが潰れてしまします。また同じ状態で同じ場所にずっと負荷がかかり続けるのも良くありません。練習を始める前と、練習中には手をグー・パーと繰り返したり、指を外側に反らせて手のストレッチをしてみるだけでずいぶん変わります。
適度に冷やす
マメが潰れる原因は過度な摩擦です。摩擦が起こると摩擦熱が発生します。その摩擦熱が手の皮が破れてしまう原因とも言われています。同じ場所に摩擦力が加わり続け摩擦熱がこもった状態を防いであげることが重要になるので、練習中は時々グローブを外してストレッチをしてみたり、冷たいおしぼりで手を冷やす、冷水で手を洗うなど摩擦熱を取り除いてあげると効果的と言われています。
マメが潰れそうな気がしたらその場でやめる
色々とマメが潰れないような予防方を紹介させていただきました。ですが、どれだけ予防をしても一生懸命練習をすれば手のマメは潰れてしまします。そんなときはマメが潰れる前に練習をやめるのが1番です。マメがいきなり潰れてしまうなんていうことは滅多にありません。必ず潰れる前に痛みがあるはずです。痛いのを我慢して練習を続けた結果、マメが潰れてしまいます。
マメが潰れて数日間練習ができないなんてとても勿体無いです。潰れる前に冷やして安静にし1日おけば練習も再開できます。昔の人は手のマメは潰してなんぼ!みたいな考えでしたが、潰れる前にやめて、正しく処置をした方が継続的に練習することができます。
痛みが出たらやめる!というのを頭に置いておいてください。
それでも一生懸命練習しすぎてマメを潰してしまったという方は以下の記事を参考にしてみてください。
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