ゴルフの知識

【ゴルフと仕事】ゴルフから学べる仕事術

ゴルフは仕事と密接に関わっているスポーツの1つです。さらに言うとその人の生き方や性格が如実に現れます。世間ではゴルフ離れが叫ばれる中、バリバリ働いているビジネスマンのほとんどがゴルフを実際にやっている。もしくはやりたいと思っているそうです。

ゴルフが仕事に生きる理由

なぜゴルフと仕事が密接にかかわっているのでしょうか?
接待ゴルフや、ビジネスゴルフなどゴルフが商談の場として利用されてきた経緯もあります。最近ではアメリカのトランプ大統領と、安倍首相のゴルフ外交も話題になりましたね。

ゴルフはプレー中にその人の人間性が浮き彫りになる。ゆったりとした自然の中でリラックスした気分で5時間前後ともにするので信頼関係が築かれやすいなどの理由からビジネス利用されることがあります。

ゴルフをスマートにプレーできること自体が仕事に生きるとされていますが、スマートにプレーするためには自身のコミュニケーション力や、状況判断力を向上させる必要があります。次章以降でゴルフで身につく仕事力を紹介していきます。

世代を超えたコミュニケーション

プライベートでも仕事でもそうですが、ゴルフはジュニアからシニア世代の方が一緒の組になってラウンドすることがあります。若者と年配者が対等に競い合うことができる点もゴルフのいい点ですね。野球やサッカーなど20代の方と、70代の方が対等に戦うことはほぼ難しいと言えます。

幅広い世代が一緒にプレーすることができるゴルフですが、普段の生活の中では自分と話題が合う同世代の方々と行動を共にすることが多いと思います。意識的に違う世代の方とコミュニケーションをとる場を創るのはなかなか難しいですね。でもゴルフは自然と世代の垣根を超えてコミュニケーションを促す働きをしてくれます。ゴルフという共通項があるため話題にも困ることなく会話を展開することができます。いきなり20歳以上離れた世代の方と飲み会で同席するようなシチュエーションはかえって緊張してしまいますね。ゴルフは世代を超えたコミュニケーションスキルを身に付ける最適なツールです。

1度ゴルフで一緒の組になった先輩社員や上司とはゴルフがきっかけに仲が深まり、これまでコミュニケーションがとりずらかったのが一転、相談しやすくなったという経験をお持ちの人は少なくないでしょう。

周囲への気遣い

ゴルフは紳士淑女のスポーツといわれます。ゴルフが上手い、下手よりもマナーがしっかりできているかが重要視されます。周囲の人が快適に過ごすためにはどの様に振舞ったらいいか?どのような言葉遣いが適切かなどを考えながらラウンドします。またゴルフでは声をかける相手の機嫌を伺う能力が重要になります。ミスを連続して機嫌が悪い時は声をかけることは控えたほうがいいか? 調子がよく機嫌がいい時は少しフランクに話してみようか?など相手の心境を察し自分の振る舞いを変化させる力を養う必要があります。

他にもゴルフにはドレスコードや特融のマナーがあったりしますね。仕事でもTPOに合わせた服装やその会社特有のルールなどの情報は事前に収集し適応していく力を養っていきましょう。

冷静に自分を保つ力

上記で紹介したように、ゴルフを通してコミュニケーション力や周囲の人を気遣う力、相手の心境を把握する力などを養うことができます。ですが最後に紹介する自分を冷静に保つ力が最も重要です。これを養うことができるのがゴルフの神髄でしょう。自分のスコアが良く機嫌のいい時は周囲の人に対し明るい態度で接することができるはずです。ですが、調子が悪く機嫌が悪くなってくるとどうでしょうか?
無口になる、マナーをおざなりにするなど逆に周囲に気を使わせてしまう人がいます。

ゴルフでは自分の調子が良かろうが悪かろうが常に冷静に、淡々とこなす力が求められます。これが一番難しいですが、どんな状況になっても自分の置かれている状況や周囲の心境を冷静に察して振舞う力を養うことができるスポーツはゴルフぐらいではないでしょうか。

ゴルフ中、自分が相手を観察している以上に周囲の人に観察されている意識を持ちましょう。その意識でゴルフをプレーしていると仕事にも役立つコミュニケーション力や対応力、適応力が自然と身につきます。

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