スギ花粉が飛び始めるこの時期。晴天が嬉しいような悲しいような。花粉症ゴルファーにとってスギ花粉の飛散がピークを迎える3月から4月のゴルフは鼻水、くしゃみ、目のかゆみでなかなかゴルフに集中できません。ゴルファーがすべき花粉症対策を解説します。
マスクを着用する
花粉症の原因は、花粉を体内に取り込みすぎたことによるアレルギー反応です。スギ、ヒノキ、イネなど花粉症の原因となる花粉はいくつかありますが、花粉を受け止めることのできる許容量を超えたことによってアレルギー反応が出ます。
花粉を受け止めることのできる許容量は個人差があるので、許容量が少ない人は花粉症になりますが、許容量が多い人はどれだけ花粉を浴びても花粉症にはなりません。何年もかけて花粉の浴びる量が蓄積されていき、子供の頃は花粉が全く気にならなかったのに、大人になってから花粉症になってしまう人もいます。全てはその人が花粉を受け入れられることができる許容量に依存するものです。
花粉症の人はできるだけ花粉を体内に取り込む量を最小限に抑える必要があります。その最も有効な方法としてマスクを使用しましょう。花粉が体内に最も多く取り込まれるのはもちろん口と鼻です。この2つの入り口を花粉から守ってできるだけ体内に花粉を取り込まないようにしましょう。
サングラス・伊達メガネをかける
次に守る場所は目です。口と鼻を塞いでも目の粘膜が露出しています。目を守る場合、水泳のようなゴーグルを着用するのがベストですが、流石にゴルフ中にゴールグはかっこ悪いので、サングラスを着用するようにしましょう。サングラスだと距離感が鈍って打ちづらいというゴルファーはレンズに色が入っていない伊達メガネを着用することをお勧めします。
サングラスやメガネを着用することで70%〜80%程度は花粉をカットすることができると言われています。
ナイロン製のゴルフウェアを着る
ゴルフウェアについてです。春シーズン少し肌寒い時もあり、セーターや厚手のポロシャツをきますね。綿素材のポロシャツや、セーター生地は花粉を吸着しやすいのであまりお勧めしません。
花粉症ゴルファーは少し暑さを我慢してでもナイロン製でシャカシャカ生地の薄手のジャンパーを羽織っておきましょう。ナイロン製は花粉が吸着しづらく、吸着したとしても手で払えば簡単に落とすことができます。
どうしてもレストランでの休憩中はマスクを外さないといけないので、通常のゴルフウェアではレストランに花粉を持ち込んでしまいます。ナイロン生地のゴルフウェアであれば、ハーフ休憩でレストランに行く前にエアーで花粉をとばすことができます。
加えて髪の毛も整髪料をつけていると花粉が吸着しやすくなります。くしゃみや鼻水、目のかゆみがひどい場合は整髪料をつけないというのも有効な手段の1つです。
ひどい場合は薬を飲む
上記の通り様々な対策方がありますが、症状がひどい場合は薬を服用しましょう。花粉症は神経が過敏反応し花粉を体の外に出そうと鼻水、くしゃみ、涙を出して体が一生懸命頑張っている状態です。
頻繁に鼻水を噛んだり、目をこすると逆に鼻や目の粘膜を傷つけてしい逆効果です。
そうならないように、花粉症がひどい場合はゴルフの日だけでも花粉症の薬を服用することをお勧めしています。
ちなみに耳鼻科の先生によると、市販の花粉症の薬で一番強いとされる、アレグラやアレジオンですが、お医者さんが処方してくれる薬の中では一番効き目が弱い薬だそうです。(私は今年から一番効き目の強いアレロックを服用しています。)
ひどい花粉症は粘膜を傷つけるだけでなく、集中力、ストレス、疲労などあらゆる所に影響してくるので無理に我慢せず薬に頼った方が快適にゴルフを楽しむことができます!
北海道に行くという手段もあり!
最後に奥の手です。北海道にいけば杉、檜はほぼ自生しないので、スギ花粉、ヒノキ花粉からは逃れることができます。上記の表からも北海道のスギ花粉、ヒノキ花粉の飛散量が以上に低いことが読み取れます。
北海道は8月語呂頃が最も快適にゴルフができるトップシーズンだと思っていましたが、花粉症ゴルファーにとっては4、5月ごろが思わぬ形でトップシーズンになるかもしれませんね笑。
お金に余裕のある花粉症ゴルファーは北海道もおすすめです!