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アーコスキャディ(Arccos CADDIE)の使い方・価格・レビューはいかに!?

話題のアーコスキャディ(Arccos CADDIE)の使い方や価格は!? GDOが日本での独占販売契約を結んでいるアーコスキャディは僕らのラウンドデータを蓄積&自動学習し、キャディーの代わりをしてくれます。もはやAIキャディーです。アーコスキャディとは一体どんなデバイスなのでしょうか?

使用前の準備

ARCCOSを使用するためには大きく2つ準備が必要です。1つ目は各クラブとアプリの連携。こちらは初期設定なので、クラブを買い換えない限り初回のみ必要になります。2つ目の準備がコース情報のダウンロードです。

クラブとアプリの連携準備

使用方法はとても簡単!専用のセンサーをグリップエンドの穴にはめるだけ。各クラブにセンサーを装着し、スマートフォンのアプリと連携させることで、ラウンド中の全てのショットを自動的に分析(トラッキング)してくれます。ARCCOS CADDIEという専用アプリの使い辛さは否めませんが、スマートフォンを使い慣れている方であれば問題なくクラブとアプリの連携は行えそうです。※現在のところはiphoneアプリのみでの利用となっています。アンドロイドアプリでも使用できるようになるといですね。下の写真のように、連携するクラブを選択肢、挿入したセンサーの写真を取れば連携が完了します。連携操作はとても楽チン!

コース情報のダウンロード

ARCCOSはGPSとコース情報を使用し、私たちのラウンドデータを記録していきます。そのためにラウンドするゴルフ場が決まったらコース情報のダウンロードが必要です。ゴルフ場についてからダウンロードしようとすると通信環境がよくない場合があるので、自宅などwi-fi環境のある場所で事前にダウンロードしておくことをお勧めします。コース情報のダウンロードは1コースにつき1回のダウンロードで大丈夫です。

コース情報に関する注意点として、2グリーンのゴルフ場に関しては、コースデータが別れているので両方ダウンロードする必要があります。ゴルフ場に到着したら使用するグリーンを確認し、ダウンロード済みのコース情報を選択しましょう。

ラウンド中は自動で情報を取得

ラウンド中は特別に操作する必要がなく、自動でラウンド情報を蓄積してくれます。以下はARCCOSが収集してくれるデータの一部です。
・番手ごとの飛距離
・FWキープ率、パーオン率
・打ったライ
・左右のブレ
・プレー時間

などなど上げたら切りがないような膨大なデータを収拾してくれます。ラウンド中は、グリーンまでの距離(奥、センター、手前)、高低差、風向きなどを教えてくれます。画面をタップすればタップした位置までの距離も教えてくれるので、ハザードの手前まで刻みたい時などに活用することができます。

AIキャディーへ

https://www.golfdigest.co.jp/arccos/about/

このARCCOSを5回以上ラウンドで使用し、データを蓄積させることで自分の実力が客観的な数値として導き出されます。学習したARCCOSが各番手のショットの成功率、残りの距離、風向きなどを瞬時に計算しラウンド中のAIキャディーとして僕らのラウンドをサポートしてくれるようになります。

私はGPSナビがわりと記録用にしか使っていないので、実際にキャディーモードを使用した方に聞いてみると、なかなかドライバーを持たせてもらえないという声もあります。それだけドライバーが難しいクラブということでしょうね。ちなみにARCCOSが提示した番手を無視して打つこともできますのでご安心ください!

実際に使用してみた感想・レビュー

アーコスキャディを実際に使用してみるとまだまだ改善して欲しい点がいくつかあります。実際に使用してみてこの辺りが心配だなという点を書いておきます。

グリップエンドの穴から水が入ってシャフトが錆びないだろうか

ARCCOは各クラブのグリップエンドの穴にセンサーを刺します。あのグリップエンドに空いている穴は、グリップ交換の時にシャフトにグリップをはめる時に空気抜きを行うための穴です。そのためグリップを装着して以降はふさがっています。グリップエンドの穴にボールマークやARCCOSのセンサーを刺すという行為はふさがっていた穴を開けることになるので、そこから雨水などが入り、シャフトが錆びてしまう可能性もあります。常時ARCCOSのセンサーを付けっ放しという方は問題なさそうですが、センサーをつけたり外したりする場合は注意したい点です。

クラブのバランスが変わらないか

アーコスキャディのセンサーは1つ約3gです。グリップエンドに3gの重りを装着する形になるので若干軽く感じるようになるかもしれません。(僕らのようなエンジョイゴルファーではあまり感じないてんですが・・・。)

iphoneのバッテリーと通信量の消費

ARCCOSを使用する場合はラウンド中にiphoneアプリを常に起動させておき、GPS通信も常時行う必要があります。そうするとラウンド中も通信を続けているiphoneがポケットの中でかなり高温になっている時があります。バッテリーもかなり消費します。私のiPhone Xの場合、バッテリー残100%の状態で使用し、ラウンド終了後にはバッテリー残が30%になっていました。少し古い機種を使用している方だと、ラウンド中にバッテリーがなくなってしまう可能性があるので、モバイルバッテリーを持っていく必要が有馬そうです。
また、データ通信量についても1ラウンドで1GB程度消費します。データ通信量を抑えて契約している方はARCCOSの使用によってアクセス制限になってしまう場合もあるかもしれないので注意が必要です。

アプローチに使うと距離データが狂わないの?

グリーン周りのアプローチに9番アイアンやピッチングウェッジを使用する方も多いですよね?むしろ私はグリーン周りのアプローチはほとんどPWです。グリーン周りの寄せに9番アイアンやPWを使った場合、そのショットも平均飛距離のデータの中に組み込まれてしまうので各番手の平均飛距離か少しおかしな状態になってしまわないか心配です。

しかし、そこは安心してください!

各番手の平均飛距離とあまりにかけ離れた飛距離においては、番手ごとの距離計算から自動で除外してくれます。同じくドライバーを使用したティーショットでチーピン等によって大幅に飛距離が落ちている場合にはそのデータも平均飛距離から除外してくれます。なんと頭のいいデバイスでしょうか!

ショートパットを検出しない場合がある

ARCCOSはセンサーの加速度と、打球音でボールを打ったことを検出しているようです。そのためショートパットなど、打球音が小さい場合はうまく検出してくれない場合があるので、手動でパット数を入力する必要があります。またOKパットなども同様に手動で入力する必要があるので注意してください!

上記で使用感を書かせていただきましたが、まだまだ改善の余地がありそうなデバイスです。ですが各番手の飛距離やラウンドデータを自動でトラッキングしてくれて、AIキャディーにもなってくれる非常に面白く今後の可能性を感じる商品です。

購入を考えていらっしゃる方は、GDOのゴルフショップで購入することができます。
価格は、¥31,800(税別)ちょっと高いなという印象ですが、自分のラウンドデータを元にAIが自動学習し、自分だけのキャディーになってくれると思うとわくわくしますね。最新技術の力を借りてスコアアップというのも夢ではないかもしれませんね!

GDOショップで購入

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