ゴルフの知識

【ゴルフ初心者向けのマナー】これだけ抑えておけば大丈夫!

ゴルフ初心者が真っ先に悩むマナー。ゴルフは紳士淑女のスポーツと言われるだけに、ゴルフの実力よりもラウンド中のマナーが重要視されます。初めから全て実践することは不可能に近いので、初心者が最低限抑えておくべきゴルフのマナーを紹介します。

プレーファスト

ゴルフにおいてもっとも大切とされるマナーがプレーファスト。プレーファストとはできるだけ早くプレーすることを意味します。ゴルフがどんなに上手くてもスロープレーだと嫌われてしまいます。逆にどんなに下手で120打以上打ってもプレーが早ければ誰も文句は言いませんし、嫌な顔一つされません。

スロープレーになってしまう行動をどのように変えればプレーファストになるのか上げておきます。ただし以下に書いてあることはプレーファストの全てではありません。初心者ゴルファーの方に特に意識してもらいたい事について上げておきます。

ボールの落下地点まで歩く⇨クラブを3本持って走る

上級者になれば、ボールの落下地点周辺まで歩いて行って状況を確認してからクラブを選択してもさほど時間はかかりません。ですが初心者の場合は、ゴルフボールを見つけるまでに時間がかかります。そのあと乗用カートまでクラブを取りに戻っているとその間に時間を消費してしまいます。明らかにフェアウェイにボールがある場合は急いで走る必要はありませんが、ラフに飛んで行ったりボールの行方が不明確な場合は、必要なクラブを2、3本持って、小走りでボールの落下地点付近まで行き同伴者の方よりも先に行って自分のボールを探しておきましょう。

素振りを複数回⇨素振りは1回

ボールを見つけて、さぁ打とうとなってから3回も4回も素振りをする。確かに確認したい気持ちはわかります。ですが素振りをしている間、同伴者はあなたが打つのをずっと待っています。あなたにとってはごく短い時間でも同伴者にとっては長く感じるはずです。『素振りは1回まで!』と自分の中でルールを決めておきましょう。また無意識に素振りを何度も繰り返していることがあるのでその点も気をつけたいですね。

自分が打っていいのか迷う⇨『うちます!』と声を掛けて打つ

初心者ゴルファーの方に多いのが、『カップから遠い人から順に打つ』というルールを厳密に守ろうとする人。カップまでどちらが遠いか微妙な時や、自分より遠い人が打つ準備ができていない場合は待っている必要はありません。『先に打ちます!』と一声かけてプレーを進めて行きましょう。

ラウンド中に騒がない

次に重要なのがゴルフは自分以外の人が打つ時は静かにしているのがマナーとされています。また人が打っていない時でもワイワイ騒ぎながらゴルフをやるのはタブーとされています。

初心者の方は他の人が打とうとしているときに静かにしていること。または声を潜めて話すことを意識し、野球やサッカーのように大声を出さないということを認識しておけば大丈夫でしょう。

ちなみに初心者の方に多いのが、ボールの行方が追えずナイスショットなのかそうでないのかわからないという悩みです。ナイスショットでないのにナイスショットと言ってしまい、怒られたという話は初心者ゴルファーあるあるですね。ゴルフを始めたばかりでナイスショットかどうかわからないという場合には他の同伴者の掛け声の後に続いて言うようにしましょう。他の同伴者がナイスショットと言いたら自分もワンテンポ遅れて声をかけます。誰もナイスショットと言わなかった場合は、そのまま言わず置いておきましょう。

TPOを考えた服装

ゴルフもどんどんカジュアルになってきて、Tシャツ短パンでラウンドできるゴルフ場も増えてきました。ですが、それはTシャツ短パンがOKなゴルフ場です。ゴルフ場ごとにドレスコードが決まっているので最低限の服装は抑えておきたいですね。

ただ、よほどの名門コースに行く場合や、取引先との商談が絡んだゴルフの場合はきちっとした服装で行くべきですが、会社の部署内のゴルフコンペや、友人と行くゴルフコンペの場合はほとんど服装をきにする必要はありません。少々小綺麗目な服装というレベルで大丈夫です。

僕が推奨するのはゴルフ場との行き帰りはジャケパン。ラウンド中はボロシャツであれば長ズボンでも短パンでも大丈夫です。ただし、丈の長居ポロシャツをズボンから出すのはだらしなく見えてしまうので控えましょう。丈が短いポロシャツであればズボンに入れず出していてもスマートに見えるので大丈夫です。

グリーン上で走らない

初心者ゴルファーがやってしまう失敗で一番多いのがグリーン上で走ってしまうことです。プレーファストを意識するあまりグリーン上でも早くプレーしようと走ると同伴者に注意されてしまいます。

初心者ゴルファーからするとなぜ注意されたのか全くわかりませんね。
グリーンはとても繊細に管理されています。そのためグリーン上で走るとグリーン面が痛んでしまうのでグリーンの上は歩くもしくは早歩きということを覚えておきましょう。

プレーファストを意識する場合には、グリーン上は早歩き、グリーン以外は小走りということを覚えておきましょう。

1、10、18番ホールでの挨拶

ゴルフは礼儀が重要視されます。ゴルフは挨拶に始まり、挨拶で終わります。なんだか剣道や柔道のようですね。むしろ日本人の文化にはあっているように感じます。

最初のスタートホールでは、『今日1日よろしくお願いします!』
後半のスタートホールでも『後半もお願いします!』
最終ホールを上がったときに『今日1日ありがとうございました!』

上記の3つの区切りで挨拶するようにしましょう。これがゴルフの礼儀に当たります。

 

なんだかゴルフはマナーにうるさいスポーツだということで初心者の方には嫌煙されがちなスポーツですが、こうして書き出してみると初心者が最低限意識しておくべきマナーは少ないものです。
・プレーファスト
・周囲の人に気遣う服装や振る舞い (実生活とおなじなので特にゴルフだからと言って意識する必要はなし)
・グリーン上ははしらない
・区切りの挨拶

上記のマナーが守れて入ればゴルフの上手い下手関わらず同伴者は嫌な顔1つしないはずです。むしろしっかりとマナーを学んできて実践しようと意識していることが伝わり高評価になること間違いなし!

 

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