ゴルフの知識

【ゴルフ人口減少】ゴルフをやらない理由って!?

2018年のゴルフ人口は890万人。なぜゴルフ人口がこんなにも急速に減少しているのでしょうか?
ゴルフ人口が減少している理由を探るには、ゴルフをやっていた人がやめる理由と、ゴルフをやっていない人がゴルフを始めない理由を見ていく必要があります。

1 ゴルフをやめる理由

もともとゴルフをやっていた人がゴルフを辞めて行くことでゴルフ人口が減っていきます。ゴルフはこんなにも楽しいスポーツなのに残念です。ゴルフを始めたけどやめてしまう理由とは一体なんでしょうか?もちろん一番多いのは健康という体力的な問題です。今回は病気などでゴルフができなくなったという理由以外のゴルフをやめる理由に焦点を当ています。

1−1 上達しなかった

せっかくゴルフを始めたのに、途中でゴルフをやめてしまう理由としてもっとも多く耳にするのが、上達しなかった。どれだけやっても100を切ることができなかったからという理由です。いいスコアを出すために練習しているのに、全然スコア良くならず自分にゴルフは向いていないと思ってやめてしまう事例です。

確かにゴルフは短期的にスコアを飛躍させることが難しく、いいスコアを出すには練習にかける費用と時間が一定量必要になります。アマチュアゴルファーの中で平均スコアが100以下の人は、ゴルフファー人口全体の約3割と言われています。裏を返せば、約7割のゴルファーは100切りという目標を達成することができずにいます。

趣味においても”達成感”は非常に重要です。ランニングや筋トレを例にとると、タイムが早くなったり、体重や体脂肪率が下がったり比較的すぐ目に見えた効果が出やすく達成感を味わいやすいです。テニスもサーブが決まるようになったり、ラリーが続くようになったりと短期的に達成感が味わいやすいですね。ですが、ゴルフは練習場ではそれなりに打てるようになってもコースに出た途端、ミスの連続です。誰もが目標とする100切りを1年たっても、3年たっても達成することができない人もいます。ゴルフは他のスポーツや趣味と比べて、短期的に達成感を味わうことが難しいため、自分にゴルフは向いていないと思い込んでゴルフを辞めてしまう人が多くいます。

1−2 時間がかかりすぎる

次にゴルフをやめた理由としてよく聞くのが、“時間が長すぎる”という理由です。ゴルフは1ラウンドすると6時間前後かかります。ゴルフ場までの移動に片道1時間かかった場合、自宅とゴルフ場の往復だけで2時間です。ゴルフに行くとラウンド時間と移動時間で1日のうちの8時間を費やすことになります。これは、他のスポーツと比べると異常な長さです。サッカーや野球は2時間もあれば終わってしまいます。テニスやランニングなどもそれほど時間はかかりません。ゴルフに行くと早朝に家を出て、夕方帰ってくるというのが当たり前でほぼ1日かかります。

育児や仕事が忙しくなり、なかなか時間が取れない環境になると時間が丸1日かかるゴルフをする機会がなくなっていきます。
結婚し、奥さんがゴルフをやらない場合は、休日に1日家を空けてゴルフに行くと奥さんにいい顔をされない場合もありますね。(子守を奥さんに1日任せることになるとなおさらいい顔されないですね・・・。)

1−3 車を売った&長距離運転が体力的につらくなった

もう一つゴルフをやめる理由として、移動手段を理由にゴルフができなくなってしまう人がいます。実は私もその1人。車を売却してしまったのでゴルフ場までの移動手段がなくなりました(ただ私は電車とゴルフバックの宅配サービスを利用してゴルフは行くつもりです。)。車を持っていると駐車場代や、車検代、保険代など維持費がかかります。車を手放せばその維持費を節約することができるので最近は車を手放す人も多いですね。また、高齢者になり長距離運転が不安、体力的につらくなることもあります。車を手放したり、長距離運転が不安でもゴルフが好きであれば電車やクラブバスを利用してゴルフをやりに行く人はいます。ですが他に趣味がある方や、なんとなく付き合いでゴルフをやっていてゴルフ熱があまり高くない人の場合はゴルフ場までの移動手段を失った時点でゴルフを辞めてしまうことがあります。

2 ゴルフを始めない理由

この章ではゴルフを始めない理由をご紹介します。ゴルフ人口を増やすには、ゴルフを始めない人に始めさせる必要があります。ゴルフをやめる人への対策をしたところでゴルフ人口が減少するペースが緩やかになるだけで増加は見込まれません。ゴルフを始めない理由がわかれば、ゴルフを始めてみようと思う人を増やせるかもしれません。

2−1 ゴルフを始めるきっかけがない

ゴルフを始めたきっかけを見てみます。
・親の影響
・友人に誘われて
・会社の付き合い

上記のようにゴルフは周りの人の影響を受けて始める場合がほとんどです。なかなか自主的にゴルフを始めてみようという人が少ないということは、依然としてゴルフの参入障壁が高い状態であるということを意味しますね。親や友人がゴルフをやっていて、自分もやってみたらゴルフが好きになったという方は多くいましたが、親や友人にもゴルフ離れの流れはきておりゴルフ以外にも手軽にできる趣味へ流れていってしまっています。

また以前は会社の付き合いでゴルフを始めるという人も大勢いました。しかし、接待ゴルフや、先輩・上司からの付き合いの強要などが無くなり、サラリーマンとしてゴルフを始める必要が無くなりました。

ゴルフは始めた時は付き合いで無理やりやらされて、気づいたらどっぷりハマっていたという人が大勢います。現在においては、無理やりゴルフをやらされる機会がなくなってしまったために、ゴルフをやらずにお金がかかる、おじさんぽいというネガティブな印象ばかりが先行しているように思います。

2−2 ルールやマナーがめんどくさそう

ゴルフのルールは非常に複雑です。私も今だにアンプレヤブルのルールやボールをドロップするときの細かいルールなど曖昧な状態でプレーしています(笑)。ただルールが複雑なのは野球やラグビーなども同じです。ゴルフの場合、ルールが参入障壁になっているというよりも、”マナー”の部分で難しそう、めんどくさそうというイメージを抱かれ嫌煙されていることがあります。

休日に友人とレジャーにいったらワイワイ騒ぎながら楽しみたいですよね?ですが、ゴルフではマナー違反になってしまいます。服装においてもTシャツ・短パンでやりたいところですが、そんな格好でゴルフ場にいたら、『マナーの悪い若者だ。こんな奴らがゴルフをやるんじゃない。』なんて言われそうですよね。

会社の付き合いでゴルフを始めた時は、会社の先輩や上司と一緒にラウンドする中で自然に学んで行くのが一般的でしたが、今はゴルフの作法を誰も教えてくれません。そしてゴルフを始めようと思っている人がわざわざ自主的にマナーを学ぶでしょうか?自主的にマナーを学んできて実践できる初心者はほんの一握りでしょう。既存のゴルファーが当たり前のように初心者にもマナーを強要し、少しでもできていないとマナーがなっていないと叱ってしまう。そんなゴルフのイメージがなんだか難しいし、めんどくさそうだからゴルフはやめておこうという判断に導いてしまうのでしょう。

2−3 車離れ=ゴルフ離れ

最後の理由は車離れ=ゴルフ離れの構造です。ゴルフをやるにはゴルフ場まで車で行く必要があります。ゴルフがもともと好きで、車を手放した場合は電車などの交通機関を使ってゴルフに行こうという考えになりますが、車を持っていない人が何かスポーツを始めようとした時に、ゴルフが選択肢に入ってくるでしょうか? ほとんどの場合、自宅から近くて気軽にできるスポーツが選択肢に入ってきますね。ゴルフという選択肢が浮かんだとしても、車を持っていないから無理だという判断になることは容易に想像がつきます。

私が勤めている会社でも、同じ営業部に20代が10名ほどいますが、車を持っているのはなんと0名です。ゴルフ業界で務める私たちが車を持っていないのであれば他業種で務める若者もほとんど車を持っていないでしょう。となると若い世代の車離れ=ゴルフ離れの構造はかなり加速度的に進行するような気がします。

まとめ

ゴルフをやめてしまう理由、ゴルフを始めない理由は似ているようで微妙に異なります。ゴルフ人口増やすないしは、減少するペースを緩やかに変えて行くには双方へのアプローチが必要です。特にゴルフを始めない人の理由は『ゴルフって・・・』というネガティブなイメージです。ルールやマナーを意識しなくてもいい、車がなくてもゴルフにいける、ワイワイ騒ぎながらラウンドしてもOKというイメージに変われば自主的に参入してくる若者が増えるかもしれません。いずれにしろゴルフ業界はこのままの運営を続けていてもゴルフ人口の減少に伴って衰退して行くのみです。衰退する未来がわかっているのであれば、どこかで抜本的に変えて行くしかないですね。

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