ゴルフ上達

【自宅でパター練習】ストロークと距離感の磨き方

パター練習はわざわざ練習所へ行かなくても自宅でパターマットを使えばいつでも練習ができます。パターのストロークや、距離感の基本を身に付けるには、傾斜や芝目の影響がない自宅が最適です。パターマットを買って自宅でパターの練習に打ち込みましょう。

真っ直ぐ打ちたい時に打てる様になる

実際にグリーンは傾斜があるから、平らなパターマットで練習なんかして意味あるのか?
パットに形無しというぐらいだから感覚で打てばいいじゃん!
などなどパターマットで練習することに疑問を持っている方も多いかもしれませんが、パターマットでの練習に疑問を持っているのは初心者ゴルファーだけです(笑)。プロゴルファーのみならず、ゴルフ上級者は必ずパターマットを使って練習した経験があります。パターマットでは傾斜や芝目の影響が無いからこそ、自分が打った通りにボールが転がっていきます。自分が打った球の方向性や距離感が合っているということは正しいストローク、力加減で打てているということです。逆に方向性や距離感が合わないということは正しくパターを打つことができていない可能性があります。パターマットを購入していない方はぜひ購入しご自宅で練習してみましょう。

パターマットを使って繰り返し練習することで確実に真っ直ぐ打てる様になります。実際のラウンドではグリーンに傾斜がありカップまで真っ直ぐなラインはほとんど無いかもしれませんが、1ラウンド中に必ず真っ直ぐ打ちたいという場面に遭遇します。真っ直ぐ打ちたい時に真っ直ぐ打てる自信をつけておくこともパターマットで練習する上で重要な要素です。

自宅の壁を使ってストローク練習

パターで方向性を決めるのはストロークです。パターのヘッドの形状や、シャフトの刺さっている位置によってストロークが微妙に異なると言われていますが、どのパターであっても“真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ”が基本です。ピン型のパターは弧を描く様にストロークすると言われていますが、同じピン型のパターを使っているプロゴルファーでも選手によって意見は異なります。真っ直ぐ引く派の選手も入れば、少し弧を描く様に内側に引く選手もいます。真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打てば、真っ直ぐ転がることは間違いない事実なので、“真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ”基本のストロークを身につけましょう。

【真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ”練習法】
①家の中の壁に対面しパターを構えます。
②パターのトゥ側(パターの先側)を壁につけます。
③パターのトゥ側を壁に当てたままテークバックからフォローまで素振りをしてみましょう。

おそらくほとんどの方が不自然な動きに感じると思います。ですが自宅の壁は真っ直ぐなはずです。”真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ”には壁と平行にストロークすればいいだけですね。壁にパターをつけて素振りをしてみて違和感を感じるということは、真っ直ぐストロークできていない証拠です。

まずは壁を使って繰り返しストロークの形を身につけ、”真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ”ストロークが自然にできるようになりましょう。このストロークが身につけば、パターの方向性はかなり安定してくるはずです。

パターマットで距離感を養う

次はパターマットを使って練習を行います。自宅の壁を使ってストロークを矯正したことで方向性がかなり安定してくると思います。方向性が安定したことでパターマットを使ってカップインさせるのがすごく簡単に感じる様になります。このまま漠然とパターマットで練習してもそれ以上上手くならないので、距離感を養うためにパターマットを応用しましょう。パターマットで距離感を養う方法は3つあります。

立ち位置を変えてパター練習

まずは1番オーソドックスな方法です。パターマットはある程度長さがあるのでカップまでの距離を変えて練習してみましょう。カップに近い位置から始めて、確実に入れれる様になったら徐々に離れていきましょう。

立ち位置をランダムに変えて練習

1つ目の練習方法は徐々にカップから遠ざかっていきましたが、次はより実践に近い形で練習します。立ち位置をランダムに変えてパター練習を行います。実際のラウンドではロングパットの後にショートパットを打ったり、ショートパットを外しミドルパットが残ったります。実際のラウンドを意識し距離感への対応力を養う練習を行います。

ボールをカップインさせる位置を変えてみる

最後は一番高度な練習です。これができるようになれば貴方のパターの腕前は相当なレベルに達しています。同じ立ち位置からパッティングを行い、ジャストタッチでカップの手前から入れるのか、少し強めにカップの奥の壁に当てて入れるのかを自分で調整します。かなり微妙な距離感が要求されますが、自分が思った通りの入れ方でカップインさせられるように練習します。

さらに、前後の距離感だけではなく、わざと左右にボールをずらし左側からカップインさせたり、右側からカップインさせたりと繊細な距離感とともに、繊細な方向感覚も磨くことができます。

パターは自宅で練習するだけで上手くなれる

上記の通り自宅でパター練習をすれば、わざわざ練習場へ行かなくても十分上手くなることができます。むしろ基本を身に付けるには自宅での練習の方が傾斜などの影響が無いのでおすすめです。練習グリーンでは傾斜がある分自分の打った結果の転がりなのか、傾斜の影響による転がりなのかが不明確になってしまうのでパターの基礎は自宅練習で身につけましょう!

自宅練習の時におすすめのパターマットを以下で紹介しておきます。パターマットを買う上での重要なポイントはカップがあって、マットにカップまでのラインが入っていればどれでも構いません。カップがなかったり、ラインが入っていなパターマットは上級者向けなのでやめておきましょう。オーソドックスなパターマットであればどれを買っても大丈夫です。

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