ゴルフで最も重要なマナーの1つ
『プレーファースト』
いつも通りラウンドすると
ハーフ2時間半が目安とされていますが、
90分程で1ラウンドを終えてしまうゴルフがあります。
それが、題名にもなっている
『スピードゴルフ』です。
スピードゴルフとは?
スピードゴルフとは、
一体どんなゴルフなのでしょうか?
なんとなく早そうなイメージは湧きますが・・・。
スピードゴルフは、打つ時とグリーン以外は、
常に走りながらラウンドするゴルフです。
そのため1ラウンドが90分程度で終わる人もいます。
カートも一切使用せずコース間の移動も走ります。
マラソンの合間に18ホールラウンドするという、
とてもハードで体力のいるスポーツです。
基本的なルールは通常のゴルフと同じですが、
微妙に異なる点があるので次の章で紹介します。
ルール
■スコアの付け方
スピードゴルフの場合のスコアの付け方は、
1ラウンドの打数と1ラウンドにかかった時間(分)
を足した数が自分のスコアとなります。
1ラウンドに90分かかって90打だった場合は、
スコアは180となります。
一方、1ラウンド70分の速さでラウンドしてきても
打数が120打だった場合はスコアが190となります。
ご存知の通り、
このスコアが少ない方が勝者となるので、
足の速さ、体力、ゴルフの腕が求められます。
■OBの扱い
通常のゴルフと違う点がもう一つ。
OBの扱いが異なります。
OBの場合は、通常のゴルフであれば、
元の場所から打ち直しますが、
スピードゴルフの場合は
打球がコース外に出た付近にドロップし
1打罰でプレーを継続します。
要は、ハザードと同じ扱いになります。
■ピン(旗を抜かない)
これもスピードゴルフ特有です。
速さを競うスピードゴルフでは、
ピンを抜いている暇はないので
パターもピンを抜かずに行います。
プレーするにあたって
マラソンとゴルフを同時に行う
スピードゴルフはとてもハードなため
それなりの準備も必要になってきます。
■スタンド
18ホール走るスピードゴルフに、
重いキャディーバックや
クラブのフルセットは持っていけません。
※体力自慢の方は持っていっても構いません(笑)。
重いものは必要最小限にしていった方が有利です。
スタンドバックにクラブを4,5本入れて
プレーするのが一般的です。
■ランニングシューズ
これは必需品です。
重いゴルフシューズでは疲労がたまって
いいタイムが狙えません。
また、ゴルフシューズで芝の上を走ると
スパイクの歯で
芝を痛めてしまう可能性が高いので、
芝生の保護の観点からも、
ランニングシューズを用意しましょう。
スピードゴルフができるゴルフ場
スピードゴルフというと、
不定期に開催されるイベントのなかでしか
プレーすることができません。
普通にラウンドに来ているお客さんと
スピードゴルフのお客さんを混在させることは、
通常営業時のオペレーションができないようです。
写真引用:https://company.golfdigest.co.jp/topics_detail14/id=1372