ゴルフの知識

【ネット集客の基礎】ゴルフ場の集客人数を増加させるポイント2つ!

なんでもネットで注文したり、予約したりできる様になりました。ゴルフもネットで予約ができる様になったのはここ10年ぐらいの話です。ですがネット予約をゴルフ場手動で活用できていないのが現象です。今回はゴルフ場側の視点に立って、ネットで集客する方法をご紹介します。

パソコンを使える人材の育成

まず第一に必要になることが、パソコンを使いこなすことができる人材を採用することです。ゴルフ場にはIT人材がかなり不足している印象を受けます。ネットでの集客を成功させる必要条件として”スピード感”があげられます。各予約代行サービスの担当者に任せていては集客状況に応じたスピーディーな対応ができないため、ゴルフ場自身でIT人材を確保する必要があります。

IT人材と行ってもそこまで、マーケティングや、PCのセットアップなど高度な知識は必要ありません。ゴルフ場でネット集客を担当させる上で必要となるITスキルはブラインドタッチ(タイピングが早ければブラインドである必要はないですが・・・)、エクセルの基本操作など簡単な知識です。

ネット集客担当は、自社WEB、各予約代行サイトの管理画面をいくつか使いこなす必要がありますが、ブラインドタッチと、エクセルの基本操作のスキルがあれば十分戦力になります。

自社WEB予約を捨てる

ゴルフ場がネット集客を考える上で、第一に集客人数を伸ばしたいと考えるのは予約代行サービスではなく、自社WEBです。
もちろん集客の手数料が0円の自社WEBから集客したいと考えるのは自然なながれですがそれは完全な誤りです。もともと自社WEBでの集客人数が多いゴルフ場やメンバーの稼働率が高いゴルフ場ならその手法をとっても大丈夫ですが、自社WEBの活用に成功しているゴルフ場は全国に数コースです。アコーディア、PGMを除くと自社WEBの活用に成功しているゴルフ場は100コースもないと思います。

その他大勢のゴルフ場は自社WEB活用という考えを一旦捨てましょう。ネット予約代行サービスからの予約を増加させない限り自社WEBにお客さんが来る可能性はほとんどありません。毎月数万円の自社WEB運用費を払っているぐらいなら、いっそのこと解約してしまった方がましなぐらいです。

自社WEB予約が成功しない大きな理由としては、以下の通りとなります。
・ゴルフ場単体での知名度が低い
・自社WEBから予約するメリットが少ない(金額、ポイントなど)
・自社WEB会員を増やす取り組みができていない

予約代行サービスサイトの活用

自社WEBの活用という戦略を一旦捨て、予約代行サービス(楽天GORA、GDOなど)の活用に注力します。

予約代行サービスを使うメリットを紹介しておきます。
・会員獲得に全く労力をかけなくていい
・天候要因などで地域ゴルフ場全体の集客が思わしくない時に、予約代行サービス会社負担で販促活動を行ってくれる

デメリットとしては集客人数に応じて手数料が発生するということぐらいです。ですが、数百円の手数料で5000円〜数万円の売り上げをあげることができるのでメリットしかありませんね。ではどうすれば予約代行サービスを使いこなすことができるのか解説していきます。タイトルにもある様にポイントは2点です。1つ目は予約できる状態をととのえること。2つ目はPV数を増やすことです。

⑴ 予約できる状態を整える

まずは楽天GORAやGDOなどの予約代行サービス(=ポータルサイト)に掲載された時に、ゴルファーが予約を取れる状態にして置かなければなりません。予約が取れる状態にするために必要なことはスタート枠を提供することと、予約できるタイミングを変更することです。

予約代行サービスにスタート枠を提供する

ゴルファーは予約代行サービスを使って予約しようとして、Aゴルフ場の予約カレンダーにたどり着いた際、Aゴルフ場が予約代行サービスに対しスタート枠の提供数が少ない場合、ゴルファーは予約することができません。仮にできたとしても早いスタート時間や遅めのスタート時間でゴルファーが行きたい時間で予約を取ることができなくなってしまいます。その時点でゴルファーは予約画面から離脱し、予約を取りこぼしてしまうことになってしましいます。

また複数組のコンペの予約を獲得したい場合、コンペ予約を獲得するには連続枠が必要になります。連続枠を提供することができていないと、そもそもコンペの予約をしたくても幹事さんにとってはできない状態になっています。

スタート枠を予約代行サービスに提供できていないということは、お店に商品がないのと同じ意味です。WEB予約を活用するに当たってまず最初にやらなければいけないことはスタート枠を予約代行サービスに提供するということです。

ゴルファーが予約できるタイミングを変更する

コンペ予約を獲得したいゴルフ場の場合は、ゴルファーが先々の予約を取れる状態にしておく必要があります。コンペの幹事さんがゴルフ場選びを始めるタイイングはプレー日から3ヶ月前といわれています。もし自分のゴルフ場が3ヶ月以上先の予約を受け付けていない場合はその時点でコンペの予約を獲得できる可能性を減らしてしまいます。

よってゴルフ場は最低でも3ヶ月先の予約をゴルファーが取ることができる状態を作っておかなければなりません。

⑵ PV数を増やす

PV数とは閲覧数のことです。予約を増やすには予約代行サービスサイト内でのPV数を増やすことが必要になります。ただ、予約できない状態でPV数だけ増やしても意味がないので、⑴で予約できる状態を整えてからPV数を増やす努力をしましょう。

ポータルサイト内での月間PV数を知る

まずは楽天GORAや、GDOなどのポータルサイトないで自分のゴルフ場がどれぐらいのPV数があり、都道府県で何番目に多いのか調べましょう。(予約代行サービスの営業担当に聞けばすぐに教えてくれるはずです。)

よくゴルフ場側の人は、プレー代を安くすれば集客は簡単と考える場合がありますが、それもこのPV数を見てみないとわかりません。PV数が低い場合はプレー代を安くしようが、何か特典をつけようが一切集客効果にあわられません。なぜなら”ゴルファーに見られていない”からです。見られていなければ安くしてもゴルファーに気づいてもらえません。よってネットからの集客を考える上ではPV数という指標が特に重要になります。

PV数を上げる

PV数を知ったとし、集客人数を上げるにはいずれにせよPV数を上げることが必要です。PV数を上げるには様々な手法があります。有料と無料に分けて紹介しますが、無料な方法では限界があります。お金で買えるのがPV数です。逆に成約率や、顧客満足度はお金で買うことができません。ぜひこの段階では一定の広告宣伝費を投資する必要があります。

【有料な手法】
・ポータルサイト内に広告を張る
・特集ページやメールマガジンに掲載する

【無料な方法】
無料な手法はポータルサイトないの検索に引っ掛けるという手法です。
・昼食別から昼食付きのプラン表示に変更する
・1000円刻みの金額設定を意識する(10010円よりも9990円の方が圧倒的に検索でヒットする)

上記のような無料な手法も含めまだまだたくさんあります。予約できる状態を整えて、PV数を増加させることができれは確実に集客人数を好転させることができます。ぜひ上記の手法を参考にして見てください。

ネット集客を主体的に活用できるているゴルフ場が非常に少ない今は、ある意味チャンスです。主体的に活用できるゴルフ場になれば今後も増加が見込まれるネット予約層の獲得をいち早くすることができます。

ネット集客について詳しく知りたい方

ゴルフ場の集客に関わらずにネットにおける集客手法はホテル、旅館、美容院、飲食店でも基本的に同じです。
ネット集客をさらに向上させたい。伸び悩んでいるというかたは以下からお気軽にお問い合わせください。

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